質問<3035>2006/3/20
1から4までのカードが1枚ずつ箱の中に入っていて この中から1枚取り出して元に戻すことを5回行う。 n(=1、2、3、4、5)回目に引いたカードに書かれている数をa_nで表す とき、n≧2に対して a_n>a_n-1なら1点。a_n≦a_n-1なら0点。 を与え、これらの合計点をNとする。N=2となる確率を求めよ。 ★希望★完全解答★
お便り2006/3/22
from=ZELDA
n=2,3,4,5に対して、a(n)とa(n-1)の大小関係を比較する試行を考える。 この試行は、4回の反復試行である。 N=2となるのは、4回の試行のうち2回の試行で a(n)>a(n-1).....(A) となる場合である。 したがって、1回の試行で(A)が成立する確立をPとすると、求める確率は (4C2)×(P^2)×(1-P)^2......(B) である。 ここで、1回の試行について考える。 a(n-1)=1のとき a(n)=2,3,4 a(n-1)=2のとき a(n)=3,4 a(n-1)=3のとき a(n)=4 この6通りの場合に(A)が成立する。 したがって、 P=6/(4×4)=3/8 これを(B)に代入すると、求める確率は、 75/8192 である。