質問<2925>2006/2/8
たくさんありますがどうぞよろしくおねがいします(@_@;) やさしい方私のわからない問題に付き合ってください<m(__)m> ①∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R3|x,y≧,xz;y≦a}(a>0) ②∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R3|ay≧x2,ax≧y2}(a>0) ★希望★完全解答★
お返事2006/2/8
from=武田
①は ∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R^2|x,y≧,xz;y≦a}(a>0) ^^^^^^^^^^^^^^ ↑意味不明?? ②は ∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R^2|ay≧x^2,ax≧y^2}(a>0) ^^^ ↑平面座標 と考えて良いですか?
お便り2006/2/9
from=なっち
①∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R^3|x,y≧0,x+y≦a}(a>0) ②∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R^2|ay≧x2,ax≧y2}(a>0) すみません。問題を書き間違えました。 おねがいします。。。
お便り2006/8/11
from=KINO
(1) ∬Dxydxdy,D={(x,y)∈R^2|x,y≧0,x+y≦a}(a>0) と考えることにします。 この重積分の値は領域 D は x 軸と y 軸,そして直線 x+y=a に囲まれた三角形の内部です。 累次積分(逐次積分)に直して計算しましょう。 まず y について積分し,そのあと x について積分するという順番にしてみましょう。 y=a-x と y≧0 より,x≦a です。 したがって,x≧0 と合わせて x の動ける範囲は 0≦x≦a とわかります。 x をこの範囲でひとつ固定すると,y は 0≦y≦a-x の範囲でしか動けないことになります。 というわけで, ∬Dxydxdy=∫[0≦x≦a]∫[0≦y≦a-x]xydydx となります。y について積分するとき,x は定数と思いますので, ∫[0≦y≦a-x]xydy=x∫[0≦y≦a-x]ydy=x(a-x)2/2 となります。 今度はこの結果を x について積分します。 ∫[0≦x≦a]{x(a-x)2/2}dx=(1/2)∫[0≦x≦a]x(a-x)2dx 部分積分を使うと計算が楽になります。 ∫[0≦x≦a]x(a-x)2dx=[-x(a-x)3/3]a0+(1/3)∫[0≦x≦a](a-x)3dx=a4/12. (2) D={(x,y)∈R^2|ay≧x2,ax≧y2}(a>0) とみなします。 これは,2次関数のグラフ y=x2/2 と無理関数 y=√(ax) のグラフで囲まれた図形になります。 (ax≧y2≧0,a>0 より x≧0 となることに注意。) x を固定してまず y について積分し,その後 x について積分する順序で求めてみます。 始めに x の動く範囲を求めましょう。 まず,ay≧x2≧0,ax≧y2≧0 と a>0 より,x≧0,y≧0 であることがわかります。 次に,x2≦ay,y2≦ax をみたす実数 y≧0 が存在するような x の条件を求めます。 これらより,x2/a≦y≦√(ax) となるので, x≧0 かつ x2/a≦√(ax) であることが必要十分です。 この不等式より,0≦x√x≦a√a となり,結局 0≦x≦a であることがわかります。 以上より, 0≦x≦a,x2/a≦y≦√(ax) がわかりました。 x を定数と思って xy を y について x2/a≦y≦√(ax) の範囲で積分すると, (1/2)(ax2-x5/a2) が得られ, これを x について 0 から a まで積分すると,答えが a4/12 となると思います。 (僕の計算があっていれば,の話ですが。) 不思議と (1) と同じ値になりました。