質問<632>2001/9/13
from=はる
「2次関数、方程式、不等式」


1、関数y=kx^2-x+kのグラフがx軸とただ1つの共有点を持つような
 kの値は□,□,□である。

2、点(1,2/5)を通り、放物線y=2(x-1)^2に接する接線の傾きは□、
 y切片は□である。ただし接線の傾きは正とする

3、kを定数とし、f(X)=x^2-kx+k+3とする。不等式f(x)>0の解
 がすべての実数であるとき、kの値の範囲は□である。また、不等式
 f(X)<0を満たす整数xが3だけであるとき、kの値の範囲は□である


お返事2001/9/19
from=武田


問1
①k=0の場合
y=-x

②k≠0の場合
y=kx2 -x+kの判別式D=0より、
D=(-1)2 -4k・k=0
1-4k2 =0
(1-2k)(1+2k)=0
    1
∴k=±―
    2

①②より、
    1  1
k=0,―,-― ………(答)
    2  2

問2
放物線の式が間違っていませんか?
接線がひけません。

問3
f(x)=x2 -kx+k+3
すべてのxの値に対して、f(x)>0が成り立つのは、
グラフがx軸より上にあるときだから、
判別式D<0
D=(-k)2 -4(k+3)<0
k2 -4k-12<0
(k-6)(k+2)<0
∴-2<k<6………(答)

f(x)=x2 -kx+k+3
f(x)<0でとなる整数は3だけだから、
y=f(x)とx軸との交点は、次の範囲で交わる。
2<x<3,3<x<4
f(2)=4-2k+k+3>0
     -k+7>0
     ∴k<7
f(3)=9-3k+k+3<0
     -2k+12<0
     ∴k>6
f(4)=16-4k+k+3>0
     -3k+19>0
        19
     ∴k<――
         3
したがって、
     19
∴6<k<―― ………(答)
      3