質問<3826>2011/10/27
|a-b|≦|a|+|b| の証明で 〈等号が成立するとき〉が よくわかりません。 ★希望★完全解答★
お便り2011/10/31
from=wakky
|a-b|≦|a|+|b|の証明 証明すべき不等式の両辺は ともに負ではないので |a-b|^2≦(|a|+|b|)^2 であることを示せばよい |a-b|^2-(|a|+|b|)^2 =(a-b)^2-(|a|+|b|)^2 =a^2-2ab+b^2-(|a|^2+2|a||b|+|b|^2) =a^2-2ab+b^2-(a^2+2|a||b|+b^2) =-2(|a||b|+ab) =-2(|ab|+ab) ab>0のとき |ab|=abで -2(|ab|+ab)≦0 ab≦0のとき |ab|=-abで -2(|ab|+ab)=0 よって -2(|ab|+ab)≦0 がなりたつ よって |a-b|^2≦(|a|+|b|)^2 が成り立つから |a-b|≦|a|+|b| が成り立つ 等号が成立するのは 計算過程から |ab|+ab=0のときだから |ab|=-ab すなわち ab=0またはab<0のとき つまり ab≦0のときである