質問<2703>2005/11/21
前略 もう20数年前かと思いますが、受験勉強していた時期に出会った問題で、 どこの大学か忘れてしまいましたが、入試問題で、次のような、内容だったと 思います。 「座標平面上において、 x、yの1次方程式 ax+by+c=0 は、直線を表す事を証明せよ。 ただし、aとbは同時には0ではない。」 その当時は、”解答”をみて、なるほど、と思っていたのですが、今考えて みますに、そもそも”直線”の定義もはっきり示さずに(本来は、無定義用語?) どう証明したのだろうかと思います。 この問題を記憶にある方いらっしゃいますか。 また、この問題に対する”解答”をお寄せいただけたらと思います。 ★希望★ヒント希望★
お便り2005/11/23
from=wakky
平面上の異なる2点A(a,b)、B(c,d)を通る直線を考えます。 その直線上に点X(x,y)があるためには AX→=tAB→ これをベクトルの成分で表し、媒介変数tを消去すると (c-a)(y-b)=(d-b)(x-a) A,Bは異なる2点だから c-a,d-bは同時に0にはならない ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんな感じではないのかなぁ?
お便り2005/11/24
from=wakky
平面上の異なる2点の位置ベクトルと、 その2点を結ぶ直線上にある点の位置ベクトルを 媒介変数を用いて表して それを成分で表したときの式の一般形が 表記の式になる・・・ということではないでしょうか?
お便り2005/11/26
from=UnderBird
ax+by+c=0を満たす、任意の2点A(x1,y1) , B(x2,y2)をとる。 ax1+by1+c=0 ・・・① ax2+by2=c=0 ・・・② ②-① a(x2-x1)+b(y2-y1)=0 ・・・③ これは、ベクトルAB=(x2-x1,y2-y1)と 定ベクトルの成分=(a,b)の内積が0より 常に垂直であることを示している。 よって、直線である。 または、x2≠x1とすれば、③より (y2-y1)/(x1-x2)=-a/b より2点を結ぶ直線の傾きが一定より、直線である。 こんな説明ではどうでしょうか?