質問<92>98/11/29
問1 x2+mx+nがx2-4x+4 でわりきれるとき、m=( )である。 問2 不等式|x+1|-|x-2|≧2を解け。 問3 トランプのハートのカードがエースからキングまで、 それぞれ1枚ずつ13枚ある。ひく子さんととおるくんが、 この順番でカードを1枚ずつひいた。 このとき、次の確率を求めよ。 (1)とおる君のカードがひく子さんのカードの数より、 10以上大きい確率。 (2)ひく子さんのカードが奇数で、とおるくんのカード が絵札をひく確率。 あの、この前の(質問86)質問した問2の件ですが、 (2)y=a(x-80)2+40と言う式で、 何故、(x-80)になるのかと、理解できませんので、 詳しく説明してください。 又、問1の下記の式は、何故、こうなるのかと、分かりません。 ので、もっと詳しく教えてください。 ①0≦t≦5のとき、S=t2 ②5<t≦10のとき、S=52+(t-5)2 ③10<t≦15のとき、S=(15-t)2+52 ④15<t≦20のとき、S=(20-t)2
お返事98/11/30
from=武田
問1 二次式を二次式で割り、割り切れたと言うことが問題に成り かねるのではないかと思います。意味が分かりません。 問2 絶対値の中の式がプラスになるかマイナスになるかで式が変 わってくるので、場合分けが3つ出来ます。 ①x<-1の場合 ②-1≦x<2の場合 ③2≦xの場合です。 ①の場合は、-(x+1)+(x-2)≧2より、解なし ②の場合は、(x+1)+(x-2)≧2より、x≧3/2 ③の場合は、(x+1)-(x-2)≧2より、すべての範囲が解 ∴x≧3/2 問3 (1)ひく子さんが先に引くので、とおる君とのカードの差 が10以上離れるのは、 ひく子さんが1のとき、とおる君は11か、12 か、13なので、確率は 1 3 3 ──×──=─── 13 12 156 ひく子さんが2のとき、とおる君は12か、13 なので、確率は 1 2 2 ──×──=─── 13 12 156 ひく子さんが3のとき、とおる君は13なので、 確率は 1 1 1 ──×──=─── 13 12 156 したがって、和の法則より、 3 2 1 6 ───+───+───=───≒3.8%……(答) 156 156 156 156 (2)ひく子さんが奇数をひくとき、絵札か絵札でないかが、 次のとおる君に影響するので、2つの場合に分けて考 えます。 ひく子さんが絵札以外の奇数のカードを引く場合 で、とおる君が絵札をひく確率は、 5 3 15 ──×──=─── 13 12 156 ひく子さんが絵札の奇数のカードを引く場合で、 とおる君が絵札をひく確率は、 2 2 4 ──×──=─── 13 12 156 したがって、和の法則より、 15 4 19 ───+───=───≒12.2%……(答) 156 156 156 (質問86)のつづき 問2について (2)y=a(x-80)2+40と言う式で、 何故、(x-80)になるのかと、理解できません。 ゴルフの球などは放物線を描くので、落下地点160mの 真ん中80mが頂点のx座標となるからです。 問1について ①0≦t≦5のとき、S=t2 ②5<t≦10のとき、S=52+(t-5)2 ③10<t≦15のとき、S=(15-t)2+52 ④15<t≦20のとき、S=(20-t)2 これは点Pが1秒間に1cmのスピードで移動するから、 5秒まではAB間にPはいる。Pにいる時間をt秒とすると、 APの距離はtcmとなるので、正方形の面積S=t2となる。 点PがBC間に移動すると、直角三角形△ABPができるので、 三平方の定理より、 AP=√{52+(t-5)2} したがって、S=52+(t-5)2となります。 点PがCD間に移動すると、△APDより AP=√{(15-t)2+52} したがって、S=(15-t)2+52となります。 最後に点PがDA間に移動すると、 AP=20-tより S=(20-t)2となる。