質問<804>2002/3/7
from=悩み人
「相加相乗平均・第二の悩み」
「相加相乗平均の悩み」に関して丁寧な解説ありがとうございます。 解説をもらったばかりであつかましいようですがもう一つ質問を・・・ 質問789の相加相乗平均の別解で a+b+c=1という条件があれば、右辺の相乗平均が定数とならなくても 等号成立条件からa=b=c=1/3を導いて、右辺の相乗平均に代入して 最小値を求める、ということが可能になっていますが、 仮定されている条件と等号成立条件から導かれる最小値、 そして私が質問802で書いた等号成立条件のみから方程式を得て最小値 を求めるこの二つの方法はどこがどうちがうのですか? これもけっこう前からの悩みの種なので、ぜひ理解したいんです! お願いします!
お返事2002/3/8
from=武田
質問<789>は、仮定されている条件a+b+c=1と
等号成立条件a=b=cから、
が求められて、その結果右辺の式が定数
となる。
見かけは文字式でも、等号成立条件のときはという定数である。
したがって、右辺が定数のときは、最小値であるといえる。
仮定されている条件がないときは、等号成立条件のみであるので、
質問<802>は、左辺と右辺の2つのグラフが接するところの状態を
表すのみなので、必ずしもその接点が最小値とは限らないが、
もし、右辺が定数ならば、最小値となる。
※これでいいのだろうか?(×_×;)