質問<625>2001/8/29
はじめまして。文系の高2生です。 問. 2本の直線 3x+4y-11=0・・・・・・①, 12x-5y-2=0・・・・・・② の交点をPとする。 (1)原点(0,0)と点Pを通る直線の方程式は y=ァ( )である。 (2)点Pを通り、直線①に垂直な直線の方程式は y=ィ( )である。 (3)点Pを通る直線l (←小文字のエル)が円x^2+y^2=2によって切り取 られる線分の長さが2のとき、直線lの方程式は y=ゥ( )で ある。ただし、l の傾きは正とする。 ・(1)と(2)の答えは分かった(ァ→y=2x,ィ→y=-1/2)のですが、 (3)の途中式が分かりません。 交点P(1,2)〔←先に求めたものと考えて。〕 (3) 傾きをm(m>0)とすると、点Pを通る直線 y=m(x-1)+2 ゆえに mx-y+2-m=0・・・・・・③ 円 x^2+y^2の中心と直線 mx-y+2-m=0の距離d は, d=[2-m]/√m^2+1 ↑絶対値 題意を満たすとき、d^2+(2/2)^2=(√2)^2 ゆえに d^2=1 よって (2-m)^2=m^2+1 これを解いて m=3/4 求める直線の方程式は y=3/4x+5/4 と解答にも、答えられていました。 解答を見て考えても、青色の式は何の式なのかよく分かりません。 なので、赤色の部分もよく分かりません。 なぜ、こうなるのか教えてください!!!
お返事2001/8/31
from=武田
メールの関係で、色の部分が消えてしまいましたので、 どこがわからないかわかりませんが、推測して答えます。 (1) 連立を解いて、 {3x+4y-11=0………① {12x-5y-2=0………② ①×4-②より、 21y-42=0 ∴y=2 ①に代入して 3x+8-11=0 ∴x=1 交点Pの座標は(1,2)となる。 したがって、 y=2x………(答) (2) ①の傾きは 4y=-3x+11 3 11 y=-―x+―― 4 4 より、 3 m=-― 4 直交条件より、 m’×m=-1より、 3 m’×(-―)=-1 4 4 ∴m’=― 3 点P(1,2)を通るから、 4 y-2=―(x-1) 3 4 4 4 2 y=―x-―+2=―x+―………(答) 3 3 3 3 (3) 点Pを通る傾きがmの直線の方程式は、 y-2=m(x-1) y=mx-m+2円x2 +y2 =2の中心(0,0)から切断した直線への 最短距離dは、 | |<直線とその外の点からの距離の公式> | 直線の方程式ax+by+c=0、外の点(α,β)のとき、 | |aα+bβ+c| | d=――――――――― | √(a2 +b2 ) | 直線の式を変形して、 mx-y-m+2=0より、 |m・0-0-m+2| |2-m| d=―――――――――――=――――――― √{m2 +(-1)2 } √(m2 +1) 図の△OAHは直角三角形だから、三平方の定理より、 d2 +12 =(√2)2 ∴d2 =1 したがって、 (2-m)2 ――――――=1 (m2 +1) (2-m)2 =(m2 +1) 4-4m+m2 =m2 +1 4m=3 3 ∴m=― 4 点P(1,2)を通るから 3 y-2=―(x-1) 4 3 3 3 5 y=―x-―+2=―x+―………(答) 4 4 4 4