質問<2952>2006/2/14
△ABCの内部に点Kをとる。AKの延長とBCの交点、 BKの延長とCAの交点、CKの延長とABの交点を それぞれP,Q,Rとしたとき、BP:PC=1:2、 CQ:QA=3:1の時 ①AR:RBを求めよ。 ②面積比△QCK:△PCKを求めよ。 AR:RBはチェバの定理より2:3と求めたのですが ②の面積比がどうしてもわかりません。教えて下さい。 ★希望★完全解答★
お便り2006/2/16
from=angel
△BCQを元に考える △QCK = △BCQ×KQ/(KB+KQ) △BCK = △BCQ×KB/(KB+KQ) △PCK = △BCK×PC/(PB+PC) = △BCQ×KB/(KB+KQ)×PC/(PB+PC) ゆえに △QCK : △PCK = KQ/(KB+KQ) : KB/(KB+KQ)×PC/(PB+PC) = KQ×(PB+PC) : KB×PC さて、KB:KQ はメネラウスの定理から。 B→K→Q、Q→A→C、C→P→B の周回経路で考えると KB/KQ × AQ/AC × PC/PB = 1 BP:PC=1:2 より PC/PB=2 CQ:QA=3:1 より AQ/AC=AQ/(AQ+QC)=1/4 よって、KB/KQ=2、KB:KQ=2:1 結局 △QCK : △PCK = KQ×(PB+PC) : KB×PC = 1×(1+2) : 2×2 = 3:4 …(答え)
お便り2006/2/16
from=/で
2) △QCKと△ACKにおいて、高さがKからACに下ろした垂線の長さで共通し、 底辺の比がAQ:QC=1:3より、3:4なので、 △QCK=(3/4)△ACK ・・・・・・・・(1) △BCQにおいて、メネラウスの定理より (CA/AQ)・(QK/KB)・(BP/PC)=1 AQ/QC=1/3よりCA/AQ=4、BP/PC=1/2 より ∴ QK/KB=1/2 △ACKと△ABCにおいて、底辺がACで共通、 高さの比がQK:KB=1:2より1:3なので、 △ACK=(1/3)△ABC ・・・・・・・・(2) (1),(2)より、 △QCK=(1/4)△ABC ・・・・・・・・(3) 次に、△PCKと△BCKにおいて、高さがKからBCに下ろした垂線の長さで共通、 底辺の比がBP:PC=1:2より2:3なので、 △PCK=(2/3)△BCK ・・・・・・・・(4) △ABPにおいて、メネラウスの定理より (BC/CP)・(PK/KA)・(AR/RB)=1 BP/PC=1/2よりBC/CP=3/2、 (設問1より)AR/RB=2/3なので ∴ PK/KA=1 よって、△BCKは、△ABCと底辺がBCで共通し、高さが1/2なので、 △BCK=(1/2)△ABC ・・・・・・・・(5) (4)、(5)より △PCK=(1/3)△ABC ・・・・・・・・(6) (3),(6)より △QCK:△PCK=(1/4)△ABC:(1/3)△ABC =3:4 (終り)