質問<2769>2005/12/15
(1) →a,→bが,|→a+→b|=8、|→a-→b|=6をみたし、 →a+→bと→a-→bが直交しているとき、 →a・→b、|→a|、|→b|を求めよ。 また、→aと→bのなす角をθとするとき、cosθの値を計算で求めよ。 (2) △OABにおいて、点Oから直線ABにおろした垂線の足をHとする。 |→OA|=3、|→OB|=2、→OA・→OB=2のとき、→OHを→OAと→OBで表せ。 ★希望★完全解答★
お便り2005/12/18
from=wakky
(1) ベクトルを表す→は省略します。 |a+b|=8より両辺を平方して |a+b|^2=a・a+2a・b+b・b =|a|^2+2a・b+|b|^2=64・・① |a-b|=6より同様に |a|^2-2a・b+|b|^2=36・・② ①-②より 4a・b=28 ∴a・b=7・・(答) (①+②)÷2より |a|^2+|b|^2=50・・③ また a+bとa-bが直交するから (a+b)・(a-b)=0 ∴ |a|^2-|b|^2=0・・④ ③④から |a|=|b|=5・・(答) a・b=7より |a||b|cosθ=7 ∴ cosθ=7/25・・(答) (2) ベクトルを表す→は省略しますが、 以下に出てくるtはベクトルではなく実数です。 OA=a、OB=b、OH=hとおく 点Hは直線AB上にあるから h=ta+(1-t)b・・・①とおける hとAB=b-aは直交するから h・(b-a)=0 すなわち {ta+(1-t)b}・(b-a)=0 これを展開整理して |a|=3、|b|=2、a・b=2を代入すれば -9t+2=0 ∴ t=2/9 ①より h=(2/9)a+(7/9)b OH=(2/9)OA+(7/9)OB・・(答)