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円に内接する四角形ABCDがある。 |AB|=a,|BC|=b,|CD|=c,|DA|=d,角ABC=θ とするとき、この四角形の面積Sは、 S=√(s-a)(s-b)(s-c)(s-d) であることを証明せよ。 ただし、2S=a+b+c+d である。 という問題がさっぱりです・・。宜しくお願いします。 ★希望★完全解答★
お便り2005/12/3
from=wakky
四角形ABCDは円に内接するから
∠ABC=θより∠ADC=180°-θ
△ABCにおいて余弦定理より
AC^2=a^2+b^2-2abcosθ・・・①
△ADCにおいて同様に
AC^2=c^2+d^2-2cdcos(180°-θ)
  =c^2+c^2+2cdcosθ・・・②
①②より
a^2+b^2-2abcosθ=c^2+d^2+2cdcosθ
∴cosθ=(a^2+b^2-c^2-d^2)/{2(ab+cd)}
sin^2θ=1-cos^2θとa+b+c+d=2sより
(途中計算省略)
sin^2θ=4(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)/(ab+cd)^2
0<θ<180°よりsinθ>0
∴sinθ=2√{(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)}/(ab+cd)
S=△ABC+△adc
 =(1/2)absinθ+(1/2)cdsin(180°-θ)
 =(1/2)(ab+cd)sinθ
 =√(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)  (証明終り)
 
 
 
 
