質問<2740>2005/12/1
円に内接する四角形ABCDがある。 |AB|=a,|BC|=b,|CD|=c,|DA|=d,角ABC=θ とするとき、この四角形の面積Sは、 S=√(s-a)(s-b)(s-c)(s-d) であることを証明せよ。 ただし、2S=a+b+c+d である。 という問題がさっぱりです・・。宜しくお願いします。 ★希望★完全解答★
お便り2005/12/3
from=wakky
四角形ABCDは円に内接するから ∠ABC=θより∠ADC=180°-θ △ABCにおいて余弦定理より AC^2=a^2+b^2-2abcosθ・・・① △ADCにおいて同様に AC^2=c^2+d^2-2cdcos(180°-θ) =c^2+c^2+2cdcosθ・・・② ①②より a^2+b^2-2abcosθ=c^2+d^2+2cdcosθ ∴cosθ=(a^2+b^2-c^2-d^2)/{2(ab+cd)} sin^2θ=1-cos^2θとa+b+c+d=2sより (途中計算省略) sin^2θ=4(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)/(ab+cd)^2 0<θ<180°よりsinθ>0 ∴sinθ=2√{(s-a)(s-b)(s-c)(s-d)}/(ab+cd) S=△ABC+△adc =(1/2)absinθ+(1/2)cdsin(180°-θ) =(1/2)(ab+cd)sinθ =√(s-a)(s-b)(s-c)(s-d) (証明終り)