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「極方程式rcosθ=1で表される曲線を図示せよ。」 という問題なのですが、 r<0のとき、なぜ π/2<θ<3/2π なのでしょうか? また、r<0のときの点P(r,θ)=(|r|,θ+π)は、どのようにして、 r>0の時に描いた直線L上にある、という結論にたどりつくのでしょうか? というのは、自分で点Pを書いてみましたが、r>0の時と直線Lの位置が 一致しません。この辺のところを詳しく教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
お便り2003/4/15
from=juin
(r,θ)平面から、(x,y)平面への写像は、x=rcosθ、y=rsinθで与えられる。
集合A={(r,θ)|0≦r<∞,0≦θ<2π}の中にあるrcosθ=1という曲線は、
(x,y)平面に写ると曲線x=1となる。
集合B={(r,θ)|-∞<r<∞,0≦θ<2π}の中で考える。
rcosθ=1より、r<0ならば、cosθ<0  
よって、π/2<θ<3π/2
r<0の場合も(x,y)平面でできる曲線は、x=rcosθ=1となる。
例えば、(r,θ)=(-2,2π/3)のとき、
(x,y)=(1,-√3)となり、直線x=1上にある。
 
 
 
 
