質問<1128>2003/2/26
△ABCにおいてAからBCへの垂線の足をDとする。 Dを通る直線上に異なる点E,Fを、AE⊥BE、AF⊥CFである ようにとり、M,NをそれぞれBC,EFの中点とすれば AN⊥NMであることを示せ。 この問題の作図や見通しはわかるのですが証明まではできません。
お便り2003/3/1
from=Tetsuya Kobayashi
xy平面を考える。 A(0,a), B(b,0), C(c,0) として一般性を失わない。 このとき、Dは原点と一致する。 また、題意より、E, F はそれぞれ AB, AC を直径とする 円周上に存在する。問題文中の直線を y=mx としてよい。 (直線が x=0 のとき題意を満たさない。) 計算によると、 N((ma+(b+c)/2)/(m^2+1), m(ma+(b+c)/2)/(m^2+1)) となる。 計算によって、N は AM を直径とする円周上に存在する ことが分かるから、題意は示される。 (具体的な計算は省略します。大して面倒ではありません。)