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こんにちは。 トリボナッチの一般項の件ありがとうがざいます。 私も、ρ1、ρ2、ρ3 まで実際に計算しました。 途中で挫折した部分をおかげで突破できました。 次に、極形式からは自分では今は理解されませんでした。 考えはしたいのですが、おそれ入りますが、もう少し 教えていただけると助かります。
お返事98/12/8
from=武田
特性方程式はρ3-ρ2-ρ-1=0
の3つの解をρ1、ρ2、ρ3とすると、
ρ1を実数解、ρ2とρ3を複素数解とします。
複素数解は極形式に直せる。さらに、共役な複素数になるので、
ρ2=r(cosθ+isinθ)
ρ3=r(cosθ-isinθ)
したがって
f(n)=C1(ρ1)n+C2(ρ2)n+C3(ρ3)n
(ρ2)n=rn(cosnθ+isinnθ)
(ρ3)n=rn(cosnθ-isinnθ)
f(n)=C1(ρ1)n+C2rn(cosnθ+isinnθ)
     +C3rn(cosnθ-isinnθ)
    =C1(ρ1)n+rn(C2cosnθ+C2isinnθ
     +C3cosnθ-C3isinnθ)
    =C1(ρ1)n+rn{(C2+C3)cosnθ
     +(C2i-C3i)sinnθ}
A1=C1、A2=C2+C3
A3=C2i-C3iとおくと、
f(n)=A1(ρ1)n+rn{A2cos(nθ)+A3sin(nθ)}
全然具体的ではないが、これが答と言っていいのだろうか?
 
 
 
 
