質問<1319>2003/7/18
from=kuro
「複素数」


[問題]aは実数とする。複素数平面上で、原点をO、α=2-i, 
β=3+(2a-1)i を表す点をそれぞれA,Bとする。
2直線OA、OBのなす角が45°のとき、aの値を求めよ。

[解答]直線OBは、直線OAを原点の周りに45°または-45°
だけ回転させると得られる。
β=(2-i)・r{cos(+-45°)+isin(+-45°)}
これを変形していくと、
β=r{(√2+-(√2)/2)+(+-√2-(√2)/2)i}
r=(√2+-(√2)/2)=3 から、
r=√2, 3√2
ココまでは分かるのですが…この後が分かりません。
r=√2のとき、

√2×(√2)/2=2a-1 から、 a=1

上の式の √2×(√2)/2 はどこから来たのでしょうか?


お便り2003/7/21
from=じゅん


r=√2のとき、
r(√2 - (√2)/2) = r(√2)/2 
なので、√2×(√2)/2 が出てきます。


お便り2003/7/22
from=Tetsuya Kobayashi


先頭の \sqrt{2} は、r のこと。
その次の \sqrt{2}/2 は、\beta=r\beta' と書いたとき
\beta' の虚部ですね。その積で \beta の虚部で、
これが 2a-1 に等しい、とやるわけです。